セルライトの知識

セルライトという言葉は、今は、エステや美容外科の広告などで、目にする機会も多いのではないでしょうか。最近は、多くの人に、「あぁ、お尻の下にあるデコボコした脂肪のかたまりのことね」と、何となくセルライトというものは認識されているようです。話題の痩身法メソセラピーについても、セルライトを除去すると、その効果が謳われています。

では、セルライトとは、実際には、一体何者なのでしょうか?二の腕やお腹にある皮下脂肪とは、異なるものなのでしょうか?美容業界では、セルライトの存在を、「血行が悪く脂肪の多い箇所にできる、肌の表面がデコボコした皮下脂肪の塊」としているところもあります。これは、脂肪細胞同士や老廃物が互いに付着してできる脂肪の塊のことです。脂肪の代謝が上手くいっていないとか、血行不良が原因でできると言われています。

セルライトは、血管から遠い脂肪細胞に老廃物が付着したものです。そのため、なかなか取れにくいのが実情です。血管から離れた脂肪というのは、運動や食事制限では落とすことができないそうです。

今や美容業界では、常識となっているセルライトの存在ですが、一方、医学界では、セルライトというものを、皮下脂肪と同じものとして扱い、区別していないそうです。しかし、そこに脂肪があることに変わりはありません。その落としにくい脂肪を除去するには、メソセラピーなど、部分的に直接、脂肪に薬剤などで働きかける施術法が有効であることから、メソセラピーが人気を集めているのではないかと考えられます。

今話題の痩身法、メソセラピーですが、特定の部分に脂肪溶解剤を注射するため、部分痩せやセルライト除去に高い効果が期待できると言われています。食事制限や運動など、自分で行なうダイエットでは、部分的に脂肪を落とすことは、とても難しいものです。ですから、手軽に部分痩せが可能となると、大変魅力的に感じられるのではないでしょうか。

それにしても、セルライトとは、嫌な響きです。お尻や太ももにある、デコボコした脂肪、からだの表面からも「ここに脂肪が入っています」と認めざるを得ないほどの存在感があるものです。いったいこのセルライトは、どのような過程を経てできるものなのでしょうか。

まず、冷え性や血行不良などで、血液の流れが滞ることが、セルライトの第一の原因とされています。血液の流れがスムーズに行かないと、足の末梢血管に、老廃物、リンパ液、余分な水分などが溜まっていきます。そして、それらがリンパ管にたまり、やがて、脂肪細胞に流れ込みます。さらに、脂肪細胞に、溜まった老廃物や余分な水分などが絡みつきます。そして、脂肪細胞が不均一、あるいはブロック状に固まり、セルライトとなります。ここまでくると、ひとつひとつの脂肪細胞が、通常の2倍ほどの大きさになるとも言われています。

この過程を見ると、セルライトを予防するには、血液の流れを良くして、冷えやむくみを改善していくことが重要であることがわかると思います。ついてしまったセルライト除去には、運動はあまり効果がありません。しかし、付く前の予防には、運動は大変効果的です。ついてしまったセルライトは、メソセラピーなど外科的な処置をして取るのが、有効な方法であると言えるのかもしれません。

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